se-lina’s BLOG

Lina KATAYOSE(se-lina)が実験や技術系のことなどをお送りします。

スマホアプリを0から開発、リリースまで。そして今なぜ地図カメラアプリなのか!?

この記事はPyLadies Japan Advent Calendar 2020 - Adventarの18日目の投稿です。

私は、ドローンの開発をするための会社を立ち上げ、3年経ちましたが、2期目が終わった後、経営について考え直し、ドローン開発事業を切り離しました。

ドローンに関してのノウハウや知見、撮影スキルはあるので、ドローンに関してのコンサルティングやドローン空撮は継続していきたいと思います。

さて、今回のタイトルにあるように

スマホアプリを0から開発、リリースまで。そして今なぜ地図カメラアプリなのか!?

についてを書き進めていきたいと思います。

 

アプリの説明

そのスマホアプリは何ぞや?という方もいるので、まずはそのアプリをご紹介します。
株式会社moegiでは2つのアプリ、CALINT(カリント)とStoryPam(ストーリーパン)を開発・リリースしています。
この2つのアプリの特徴は1アプリ内でカメラ情報と現在地情報(地図)を同時に記録することができます。それに加え、GPSによる速度の算出や標高などの位置情報を一画面に表示し、記録できる点があります。
↓↓イメージで言うとこんな感じのアプリ↓↓

アプリのイメージ

アプリのイメージ

使っていただきたい用途の想定として、現在地情報+現在の移動状況をシンプルに記録(撮影)したい方向けに、開発を行いました。
CALINTとStoryPamの大きな違いは横向きで撮影するか、縦向きで撮影するタイプの違いがありますが、会社的にはCALINTを高機能アプリ。StoryPamは気軽に使えるアプリと位置付け、PR手法を分けて展開を考えています。
詳細は、アプリ専用ページをご覧ください。
CALINTの専用ページ
StoryPamの専用ページ

基本的には無料なので皆さんも使ってみて下さいね❤

アプリを作ろうと思った経緯

このアプリを作ろうと思ったのはもう3年以上前に、電車で旅行しているとき。
今移動しているところを地図と一緒にビデオ録画できないかという想いからでした。
スマホではアプリを利用することによって、移動中の速度を知ることができるし、地図アプリによって、今どこにいるかを知ることができます。
しかし、それを同時に記録するためには速度表示させたアプリを別のカメラで撮らなくてはいけない状況があり、そこから開発したいという気持ちが芽吹き、進めることにしました。

いざ、アプリを開発するにあたって

以前勤めていた会社で、スマホアプリのゲームをUnityというゲームエンジンを使い開発(ディレクション)した経緯もありますが、自分一人で開発した経験はありませんでした。
また、Unityはゲームなどを作るのに特化しているので、それに加え1つの開発でiOSやAndorid用に書き出しができるのでとても良い開発ツールです。
しかし、今回開発するアプリはゲームではありません。
スマホのセンサーなどを直接読み取り、現象を計算して画面に表示させる仕組みでした。
もしかしたらゲームエンジンなどのツールを使って作れたかもしれませんが、私には知識がなく、ずっと構想のまま眠らせていました。

もちろん、CALINTとStoryPamのアプリは上記の開発ツールは使うことができず、開発言語のSwiftとKotlinを使用し進めております。

予期せぬところから開発者を発見

開発できる方を真剣に探しているときはなかなか見つからないものです。
また自分自身が使えるお金も潤沢ではなかったので他の開発会社のようにお金でモノを言わすことはできません。
半ば、あきらめかけていた時に友人にボソッとアプリの構想を話したら、それできる人知っている!と言われました。
その後、半信半疑で実際にお会いし、私のアプリ構想を話すとできると言うこと。
早速、費用感などもお話し、お互い納得した上で開発を進めていただくことになりました。

開発開始からリリースまで

開発関連の詳細は別途書こうと思いますが、開発者と出会い、仕様などを決めて初リリースするまでは10か月かかりました。その後、何度かバージョンアップを重ね、今の形になっています。

 

今なぜ地図アプリなのか!?

今回のBLOGの中心記事ですね。

なぜ作ったかの問いでシンプルな答えは、私が作りたかったからでもあります

しかし、会社として作るからにはそれだけではありません
カーナビが世に出始めた時のように、地図を活用しながら何かをする需要は年数を重ねていくうえで非日常での利用から日常への利用に変移していくと私は考えます。
実際、携帯電話の利用がこんなにも当たり前になることは誰も想定していなかったでしょう。
それらのように、私は今必要ではなくても、すぐ先の未来で必要になるであろうアプリやアイデアなどを具現化し、世に出すことを進めていきたいと思っています。
その中で現在地情報の共有や現在地情報のレポートなどを編集するすることなく瞬時に受け手に送ることによって利便性が上がることを信じています。

現状、このアプリがすごい売れている。とは言えませんが、
開発信念と将来の需要を見据えて、開発を進めたいと考えています。
例えば、ZoomやMeetなどのオンラインツールは昔までは「実際に会えばよい」や「海外などの遠くにい人となら使えるでしょう」「実際に会って話した方がいいよね」が主流でしたが、新型コロナの影響で実際に人と会う機会が減ったこの時期は、オンラインで会うことが前提のようになってきました。
逆に実際に会うことがイレギュラーとなり、問題がなければ実際に会ってもいいですか?

と言うことになっているのが現状であると思います。

 

今後の地図アプリに期待するもの

今は、スマホ単体でアプリを利用することを想定し、撮影した画像や動画はご自身のSNSやストレージに保管し、ユーザーが任意で保管・投稿するアプリとしています。
当初の考えていたアプリは基本的にはできてきました。

また、今リリースしているアプリはBtoCのビジネスモデルを主とし、世に出しています。

やはり、会社としては売り上げを上げなくてはならず、これらのアプリのシステムを活用したBtoB戦略を考えています。


イメージとしては下記のような感じです。

CALINT(カリント)アプリと利用ユーザー想定図?

CALINT(カリント)アプリと利用ユーザー想定図

図の左上にあるようにCALINT WEB(ネットワーク)をベースにアプリ同士が紐づけるようなシステムを構築して、位置情報(移動している車など)とカメラ情報を管理運用できるような仕組みをプラ視したスマホアプリ+WEB+ICTの開発を進めていきたいと思っています。

最後に

まだまだ構想段階であり、私自身も未熟な点が多いですが、

一番は生活や地図システムの活用が重要であると考え、インターネットと人、人・交通・モノがつながる技術をICTと地図を活用したシステム構築を通し、人々の生活の質をより良いものにしていきたいと考えています。そして、全世界の地図とICTを通じて生活の質の向上を目指すようなそんなシステムを作っていきたいと思います。

 

引き続き、応援していただけるととても嬉しいです、

 

moegi.jp

adventar.org

 

スマホアプリを0から開発、リリースまで。そして今なぜ地図カメラアプリなのか!?

スマホアプリを0から開発、リリースまで。そして今なぜ地図カメラアプリなのか!?