PyCon Thailandで初の海外トーク
5月のPyCon Clevelandに続き、今年2回目の海外PyConに参加しました。
今回は参加だけでなく、トーク(40分)にも挑戦。
今後、PyConUSを始め海外カンファレンスにて英語トークをしたい&自身のプレゼンテーション力を上げたいという気持ちもあり、このたび初海外PyConを挑戦してみました。
初の海外カンファレンスに挑んだのはPyCon Thailand2019!
私自身タイも大好きで、とても良い国で始めることができて嬉しいです。
PyConThailand について
PyCon Thailandは、プログラミング言語Pythonに関するカンファレンスで、タイ・バンコクのPython Communityのメンバーによって推進されているコミュニティの取り組みです。詳細は以下をご覧ください。
会期:2019年6月15,16日
会場:TrueDigitalPark
(PyCon Thailand2019 https://th.pycon.org/en/)
会場の設備はとても整っていて使いやすくきれいでした。空間も開放的で、いつかこのようなオフィスで働きたいと思うほど。
トーク内容と発表会場について
今まで、PyConJPでは2017,2018年に登壇経験がありましたが、その内容はRaspberryPiやドローンに関することでした。主にIoT関連の発表をして、得意なところもガジェット関連でしたが、今回は女性のPythonユーザーが活動しているPyLadiesの活動に関してトークをしました。
トークしたいと思ったきっかけ
・私がPyLadies Tokyoのスタッフをしている。
・アジアの女性Pythonistaと連携を深めたい。
・タイにはPyLadiesグループがないので広めたい。
の3点です。
タイでPyConが開催されて今年は2回目。
せっかくPythonのカンファレンスがあるから
PyLdaiesの存在を知ってほしい&一緒に活動したいという想いでトークを応募しました。
私はPyLadies Tokyoスタッフを始めて3年ほど活動しておりました。その中で大まかな流れがわかり、それらの経験を元に、今までの活動を写真などでまとめ発表をしました。
私自身、女性男性を分けることはあんまり好きではないですが、プログラミングが得意な女性、できる人、初心者の人、様々なスキルを持った人がいます。
その中でもやはり、エンジニア関連ではまだ男性が多く、グループに加わりたくても
レベルが高い人たちにはなかなかついていきにくいものです。
PyLadiesは女性主体で動き、これから始めるエンジニアを優しく助け合いながら
Python(&ITに関する知識)を勉強していけるような環境づくりをしているとトークをしました。
そこから学び、スキルアップし、様々なところで活動できる人をバックアップさせていきたい。
そのような気持ちも含め、PyLadiesの活動を話しました。
会場は写真のように登壇者が中央に居て、その周りに聴講者が座るというスタイルの会場。
スライドは登壇者の左右に対面で1枚ずつあるような会場です。
事前に会場は確認していたものの、このスタイルで話すのは初めてで、とても難しく感じました。
なんといってもスライドが対面で2枚あるのでスライド内の「ココ」を表現するのが難しかったです。
私は5年ほど前にタイでタイ語を勉強していた経緯もあり、自己紹介だけはタイ語で話したいと決めていました。タイ語はタイの友人にチェックしてもらい、自己紹介をタイ語で話しました。
その後、トーク内容は英語で話しました。
トークの予行演習(セルフチェック)は、当日の朝にホテルで行いました。
時間配分などもチェックはしていたものの、当日の会場ではディスプレイトラブルが発生し、トーク中に何度かディスプレイが消えてしまうという事態に。
それでも何とか、時間などを考え、予定通りに終了しました。
英語自体でトークするのも初めてなのですが、何とかやり切った感がありました。
また、質疑応答では、英語での質問もありましたが、うまく聞き取れない点もあり、この点は改善していきたいと思いました。
参加者の中には日本語を知っている方もいて、日本語でも質問をいただき、とても嬉しかったです。
スライド最後には、タイでも盛り上げていこうと声をかけ、トークの終了となりました。
トークの終了後は、興味を持ってくれた方と個別にお話をして、連絡先を交換し合いました。その方は近いうちに日本に来るらしいです。
まだまだ私自身のプレゼンテーション力の改善は必要なのですが、来年もPyConThailandでつながっていきたいと思っています。
やってみて感想
私のトークの順番は2日目の午後。(実際のスケジュール:https://th.pycon.org/en/schedule/)
カンファレンス終盤の方でもあり、緊張やスライド仕上げのため、他の人のトークを聞く心の余裕がありませんでした(笑)
そうではありましたが、日本からのメンバー(@takanory、@chie8842、@terapyon(LT))の活躍も見たかったので、みんなの活躍を見ながら自分のスライドも考えていました。
そして、いよいよ自分の番がやってきました。
始まってしまうとあっという間のように感じたと同時に疲れがどっと出てきました。
やってみて思ったのが、英語でトークすることの難しさ、そして、質疑応答の対応です。英語でのトークは事前に用意したものを読みあげますが、質疑応答は、その場で聞いて理解して答えるところがあり、そのところが自分自身弱かったと感じます。
かといって日本語が簡単ではないとも思います。発表者のトークも仕方・話し方で聞き取りやすさは変わりますし、スライドの作り方・見せ方で聴講者の受ける印象は異なります。
これらの経験を活かして、次もまた挑戦していきたいと思います。
スライドURL
PyLadies and the importance of community participation
パーティー!
パーティーもこのように盛大に開催されまいした。
日本から行ったメンバー紹介
Takanori Suzuki (@takanory) | Twitter
Manabu Terada@CMScom (@terapyon) | Twitter
事前にslackで連絡を取り合い、PyCon Thailandを楽しみました!
がんばー! @chie8842 さーん。 pic.twitter.com/JQiCxBOSnO
— Lina KATAYOSE(selina) (@selina787b) June 16, 2019
PyLadiesのTシャツでお揃いに撮っていただきました。
Katie McLaughlin ✨ (@glasnt) | Twitter さんのトークはとても明るく楽しくなるようなトークでした。
私もいつか、この人のように上手にトークできるようになりたいな。
Thank you everyone and see you next year!#pyconth2019 #pyconth #pycon #pycon2019 @glasnt @freakboy3742 @kantrn @PyConJ @cournape pic.twitter.com/6I9QwczY0l
— PyCon Thailand (@pyconthailand) June 18, 2019