PyCon2019 in Cleveland(US)参加レポート
PyCon 2019 in Cleveland, Ohio | May 1-9
感想レポート
PyConUSレポート
みんなと行くと楽しいカンファレンス
はじめに
2019年5月2日から6日までアメリカ・クリーブランドで開催されるPythonカンファレンス(PyCon 2019 in Cleveland)に参加しました。
私は成田空港発シカゴ経由クリーブランド着の飛行機で向かいました。アメリカのPyCon参加は3回目ですが、みんなで参加したのは初めてです。1回目の参加は諸事情ですべての参加ができませんでしたが、2回目の参加で現地での友人ができ、参加することに楽しさを覚えました。そして、3回目は事前に行く仲間がいたのでさらに楽しかったです。カンファレンス自体の魅力もありますが、カンファレンスの後の食事や飲み会などがとても素敵。その日に思ったことを共有でき、次の日の参加スケジュールの準備もでき、良い機会になりました。友人が友人を呼び、さらに輪が広がる感じがしました。
目次:カンファレンスで参加したこと
- トークセッションのを聞くこと。
- ポスターセッションのお手伝い。
- ワークショップに参加すること。
- Pyladies Auctionに参加。
- 5k Fun Runに参加すること。
- Sprint(気になったもの)に参加すること。
以上の構成でレポートをまとめていきます。
トークセッションの参加
たくさんの発表がありましたが、その中でドローンのトークに興味がありました。Ivan Lozanoさんの「Drone para identificar y rescatar personas en situaciones de catástrofes naturales」https://us.pycon.org/2019/schedule/presentation/339/
残念ながらその発表は英語ではなく、スペイン語でしたが、スライドを交えてのトークだったので、内容はなんとなくわかりました。簡単に言うと、自然災害の状況で人々を特定し、救助するために無人機についての話でした。ドローンのカメラでテンサーフローを使い、画像認識させる内容でした。私もドローンに搭載させたカメラで画像認識させたいと思ったことがあるので今後も気になる内容です。
ポスターセッションのお手伝い
Python Boot Campコアスタッフの@takanoryさんがポスターセッションの展示に選ばれ、私も現地スタッフ経験があるので、アメリカでもお手伝いをさせて頂きました。やはり、アメリカ。説明や質問はすべて英語なので、英語でうまく説明しないといけません。事前に英語の勉強をしていたものの、実際の場になると言いたくても言えないことが多くありました。とは言え、皆さん優しいので、つたない英語でも理解して下さり、私自身も勉強になりました。また、このセッションを通じて有名な方や新たな知人も増えて、とても良い経験になったと思います。普段、日本にいると普通に接している人たちでしたが、アメリカで一つのことを成し遂げることで、更なる信頼関係が気づけたように感じました。
引き続き、このような経験を進めていきたいと思います。
Catherine Devlin (@catherinedevlin) | Twitter
Guido van Rossum (@gvanrossum) | Twitter
ワークショップに参加
先日、日本でMicrosoftのNina(𝙽𝚒𝚗𝚊 𝚉𝚊𝚔𝚑𝚊𝚛𝚎𝚗𝚔𝚘 💜🐍 (@nnja) | Twitter)さんとお会いしました。ピンクの髪の毛でとてもチャーミングな女性。
その方がMicrosoftブースでワークショップをしていると言うことで参加しました。ワークショップの内容はadafruitを使って、そのadafruitのLEDの光らせ方を変えると言うことです。そのコードはcircuit Pythonで書くと言うことで、Pythonのことを知っていれば簡単に書き直せるというものでした。とても楽しかったです。
Pyladies Auctionに参加
これは、PyLadiesコミュニティをサポートするための楽しく楽しい方法だそうです。寄付されたオークション品はユーモアのあるもので、Pythonistaは欲しいものばかりです。ほとんどが寄付の目的で行われていますが、お金に余裕がないと負けてしまいます。私は入札できませんでした(笑)
いつか日本でも開催したいと思いました。
5k Fun Runの参加
タイトル通り、5kmを楽しく走るイベント。いつかやってみたいと思っていたのですが、今年参加できました。
参加者は朝6時にカンファレンス会場近くの集合場所に集まり、スクールバスでEdgewater Parkに移動し、公園内でレースをします。Fun Run開催時はとても寒く、11℃くらいだったと思います。朝早く起きて、寒い中に何でこんなことするんだと自問自答しながらも、レース会場に向かっていました。十分な防寒対策などはなく、レギンスとPyladiesTシャツのみ。レース開催までガクガク震えながら待っていました。
レース参加者はどうやら、受付で参加チケットを渡してレースTシャツとゼッケンを渡されているようでしたが、私の英語理解不足で、Tシャツとゼッケンを交換できていなく、当日、スクールバスの中で交換をしました。そのスクールバスもアメリカ映画で見た黄色のスクールバス、初めて乗りました。
バスの中では、隣に座った方とお話しました。いろいろ話しているうちにレース会場に着き、簡単な準備運動をしていました。レース会場は簡易的なものかと思いきや、設備もしっかりとしていて驚きました。
そして、レースが始まりました。はじめ私は先頭集団に何とかついていきましたが、途中から急激なペースダウン。筋トレはしていたものの走る練習をしていなかったため、ぜんぜんダメでした。それでも自分自身のはせっかく来たのだから走り切れという気持ちが働き、走り切りました。
にしても疲れた!けど、走り切った!
結果、私の記録は34分34秒。女性の部で5位(9人中)、全体では48位(62人中)でした。
5kmレース自体も初めてだったので、自分なりには良いかな。と思っています。次回は23分を目指したい!
詳細はこちらをご覧ください→https://www.hermescleveland.com/roadracing/results/2019/PYCON.htm
Sprintに参加すること
昨年の参加時には英語のできなさのために、参加することができませんでした。しかし、今年は新たなことのチャレンジすることをモットーに参加することで来ました。どれでもいいから、興味のあるものに参加すること。スプリントの日になって弱気な自分が現れましたが、それを振り切り、スプリントの部屋に飛び込みました。
今回私が参加したスプリントはCurcuit Pythonをしている部屋です。ここでは、adafruitを使ってLEDの光らせ方を変えるものです。adafruit関連の基盤もありワクワクしました。
また、ここの担当者とお話をして、テキストを日本語にするといったらとても喜んでいました。日本語化はこれからですが、アメリカメンバーと連携をしながら進めていきたいです。
日本での開催であれば、言葉の問題を抱えなくてすみますが、やはりアメリカだと言葉の壁がありますね。スプリントの参加者のほとんどは、気軽に質問していましたが、私は一つ一つがみんなの何倍も遅く、すべてを理解することができなかったように思います。しかし大事なのは挑戦し、一生懸命人と話すことです。私は一部、翻訳をしながら話しましたが、途中から相手が私の言おうとしていることを理解してくれて、とても嬉しかったです。
スプリントを出るころは大きなハグをして部屋を出ました。PyConで一番のハグだったと思います。
どんな時でも、心から人に接することが大事だなと思いました。確かに英語は不十分な今の私ですが、今後の自分のため、みんなのために英語の壁を壊すくらいの人になりたいな。と思置いました。それに加え、Pythonの技術などをもっと勉強して、日本のPythonコミュニティの活気が増えるようなこともしていきたいです。
その他の写真
写真いろいろ載せます!